「留学ってどんな感じなの」ということに興味を持っている人はかなり多いと思いますし、留学に興味を持っている人も多いと思います。
そこで今回から留学生日記を書いていきたいと思うのでぜひ読んでほしいです。
自分の経歴を少しお話させていただくと、海外にはいったことがなく(この留学が初めての海外)英語を勉強し始めたのは中学に入ってから。特にすごい中学に入ったわけでも、親が英語をしゃべれるというわけでもなく、ほんとに普通の”純ジャパ”です。
そんな私は今16歳(2021年現在)で日本には高校2年生の1学期までいました。
そして2021年の8月末にアメリカに渡り、アメリカのいわゆる "10スクール" のうちの一つに通っています。学年は10th grade(日本で言う高校1年生)なので人生二回目の高校1年生です。ちなみに自分の学校には日本人は自分以外にもう一人いるだけで日本語を使う機会は全くありません。
そんな”純ジャパ”が "10スクール" で授業が受けられるくらいの英語力が付いたのは完全に多読のお陰です。多読についてはこちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひ読んでみてください。
自分が通っている学校はインターナショナルスクールではなく、留学自体も語学留学ではないので、そういう留学に興味がある人は「こういう留学もあるんだな」っていう感じで読んでもらえたら嬉しいです。
ということで前置きが長くなってしまいましたが、ここからは渡米から1か月間に経験したことを書いていきたいと思います。
1.生活編
まずは時差ぼけ。自分の場合はこれがやばくて最初の3日間は一日3時間くらい、しかも細切れにしか寝れませんでした。10時に寝て11時に目が覚めて、そのまま12時くらいまで寝られなくて寝られたと思ったら2時に目が覚める、そしてそこから一睡もできない、みたいな感じで。
ほんとにこれはつらかったです。
そして友達。最初アメリカに来たときはもちろん友達なんて一人もいないのです。自分は結構友達と喋るのが好きなので、アメリカに来て自分の気持ちをダイレクトに伝えられる友達がいなかったのはすごくつらかったです。
結局最初の1週間は全然友達ができなかったです。自分の気持ちを外に出せなかったので精神的にはかなりつらかったです。
また学校のWi-Fiが制限をかけていて、Line通話ができないんですよね。それを最初の1週間の間知らなくて、いつ電話かけてもつながらない、っていう感じで日本の人とも電話で話をするということができていなかったので辛かったです。
でもそれから徐々に友達ができてきて、少しずつ会話もとれるようになってきました。
あとこっちに来てから嬉しかったことは、友達に「君の英語完璧だね。日本から来たって言うまで君が留学生だってことに気づかなかったよ」と言われたことです。しかも一人じゃなくて複数人から。留学ではこんな些細なことでも、舞い上がるほど嬉しいんですね。
あとは生活習慣が大きく変わったのが最初は大変でした。特に自分の中では、シャワーの目の前にトイレがあるというのが我慢ならなくて最初の1週間はつらかったです。でもそれも今では慣れてきました。
日本語を全然喋れないというのはやはり最初の1週間は辛かったですが、今ではあんまり苦ではありません。
2.学業編
自分は今、ラテン語・物理・数学(数3相当)・人文科学・ガラス工芸の授業を取っています。
授業を受けている間で辛かったことといえば、物理や数学の時間で、「答えわかってるのに英語の物理(数学)用語知らないから言えない」ということです。これは正直すごくつらかったです。
宿題は最初は慣れていなかったので物凄く時間がかかってしまったのですが、今ではもちろん他の生徒よりは時間がかかってしまいますがそれでも何とか終わらせることができていますーエッセイを除いては。
こっちの学校はエッセイをやたらと書かされます。こっちに来てからもうすでに3つ書きました。エッセイも当然英語ですのでほんとに大変です。これだけは1か月たった今でもつらいです。
学校ではCanvasという学習管理システムを使っていて、すべての課題はそこで出されて提出もそこにする、という形で最初はなれませんでしたが、今は使いこなせています。
どの授業もとても楽しいです。というのも日本の学校とは違って、生徒と先生の両方が生き生きとしているんです。自分もこういう環境にいるからなのか、「学校ダリ~」って思ったことは来てからまだ一度もありません!!
3.まとめ
読んでいたわかっていただいたと思うのですが、本当に最初の1週間はつらかったです。でもそれを乗り越えたいま、どんどん学校生活が楽しくなっていっています。これからも不定期になってしまうと思うのですが更新していきたいと思っているのでぜひ次を楽しみにしていてください。
また、ラテン語の記事の更新が止まってしまっているのですがそれも再開したいと思っているので楽しみに待っていてください。