皆さんは簿記3級がどのような資格かご存じでしょうか?今回は
・簿記3級ってどんな資格?
・簿記3級ってどんな難易度なの?
・簿記3級合格するために必要な勉強時間ってどれくらい?
このような疑問に答えていきたいと思います。
私は中学3年生の時に独学で簿記3級に一発合格しました。大人の方はもちろん、自分の経験を生かして、中学生や高校生にもわかりやすいように説明したいと思いますのでぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。それではさっそく簿記3級についてお話していきたいと思います。
目次
1.簿記とはどういう資格か
そもそも簿記とはどういう資格なのか。商工会議所によると
簿記は、騎乗規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技術です。
と書かれています。ちなみに簿記には2種類合って、全商簿記と日商簿記に分かれていますが、全商簿記は基本的に一般向けではなく、商業高校に通っている人向けの試験です。なので単に簿記といったときには日商簿記のことだと考えていただいてかまいません。
また数学に強い必要はなく、基本的には足し算と引き算の組み合わせです。また計算は電卓を使えるので、計算の不得意は関係ありません!!!
2.簿記3級の難易度
ではここからは特に簿記3級について話していきたいと思います。
簿記絵級とは簿記の「入門」です。そのため年間に30万人以上の人が受験しています。
最近の合格率は47.9%であり、資格試験の中では簡単な部類に入ります。とはいうもののちゃんと勉強しなかったり、勉強方法を間違えてしまうと、特に中高生など、この分野にあまり触れたことのない人は落ちることは普通にあるので気を付けてくださ
3.簿記3級合格に必要な勉強時間
まず簿記3級の平均的な勉強時間は50~100時間といわれています。しかしもちろんこれは目安であり、この分野に触れたことがある人はもっと少ない勉強時間で合格できますし、中高生などこの分野に触れたことがない方はもっと時間がかかるので、50~100時間勉強しないといけないというわけではありません。
また勉強期間も平均すると1~3か月ですが、これも人によって変わってきますのであくまで目安です。
結論から言うと可能です。というよりむしろスクールに通う人は全体の20%程で、残りの80%は独学です。もちろん2級、1級となってくると話は変わってきますが、3級程度だと、スクールに行くよりもむしろ独学のほうが効率的といえます。ただ、「簿記なんて触れたことないからサポートしてほしい」という方はスクールに通うことも検討してもよいかもしれませんしスクールを否定するわけではありません、が多くの人が独学で受かっているという事実は知っておいて損はないでしょう。
5.一発合格のための勉強法
ここからは簿記3級に一発合格するための勉強法について、その人のレベルに応じて紹介していきたいともいます。
・簿記に慣れている人
簿記に慣れている人がこれを読んでいるということはほとんどないと思いますが一応。簿記に慣れているのであればわざわざ3級から受ける必要はないと思いますが、もし受けるとするならば過去問を解いてください。
・簿記に触れたことがあるけどよく覚えていない人
まず最初に過去問を解いてみてください。
過去問を解いてできていなかったところを
で学んでください。このサイトは完全無料で、イラスト付きのわかりやすい説明に加えて確認問題がついていて、習熟度を自分で設定したり、さらに必要な目安時間がかかれていて非常に便利です。実際に私もこのサイトを有効活用させていただいて無事合格できました。もちろん参考書を使ってもいいです。
・簿記に触れたことがない人
こういう人はもちろんですが最初から過去問を解いても何にもわからなくて、時間の無駄になってしまいます。そこで最初
【簿記3級独学】無料学習サイト(勉強方法・問題・予想模試)【Study Pro】
で勉強してください。このサイトは完全無料で利用できて、イラストがついていて初心者でも非常にわかりやすいように説明されています。また必要な目安時間がかかれていて勉強の計画が非常に立てやすく、また必要な勉強時間が減っていくのはモチベーションの維持に非常に役立ちます。さらに確認問題がついていて習熟度を確認できたりと便利な機能が盛りだくさんで非常に使い勝手がいいです。これを使わない手はないでしょう。
実際に自分が合格した時もこのサイトを有効活用させていただきました。ただ私の学校は携帯持ち込み禁止だったのでこのサイトでは基本的に復習及び確認問題専用として使っていました。そのため私は下記の参考書を利用していました。
この参考書はイラストが豊富で非常にわかりやすかったのですが試験内容が自分が受けたときと変わっているのでおすすめはできません。一応おすすめはこれです。
これらを使って(もちろんどれか一つで十分)範囲を一通り勉強し終えたら一度過去問を解いてみてください。
過去問は腕試し的なもので自分の苦手な範囲を知るためのものなのでできなくても全然かまいません、というよりそれが普通です。ただ過去問を解いても解きっぱなしではもったいないです。ぜひ苦手分野を把握してその分野を重点的にやっていただければと思います。
6.最後に
簿記に限らず、あらゆる試験を合格するには必ず自分の弱点を適切に把握しそれを埋めていくことが必要です。また勉強時間はあまり関係ありません。大切なのは学んだことが「身についているか」です。簿記3級というのは基礎であり、また使うためのものです。合格がゴールではありません。なのでぜひ、合格のためだけに「この問題は苦手だから捨てよう」という考えをするのではなく、「全部できる」というようになっていただきたいです。もう一つ、ぜひ試験で全力を出せるように早めに試験会場につくことをお勧めします。そして私のように試験日、ペンを忘れてしまって必死に近くのコンビニに走って買ってきたという悪夢のような思い出を皆さんもしないように気を付けてくださいww
このサイトでは他にも英検などの資格試験の勉強法など、自分の経験を生かしたことをこれからも書いていきたいので、ぜひ他の記事も読んでいただけたらと思います。